司書

司書課程のスクーリングに行きました。実を言うと、余り期待していなかったのですが、想像していた以上に刺激的で、濃密な三日間でした。

講義内容をブログに書いてよいのか分からないので、詳述は避けたいのですが、学術雑誌についてのお話が特に印象に残りました。アカデミズムに対する自分の見方が少し変わりました。

三日目のスクーリングからの帰宅途中、近所の本屋で実用書の特集平積みコーナーを眺めていた。司書課程で高まった知的好奇心や思考力、情報収集や整理に対するモチベーションを維持し、より生産的で豊かな生活を送るための具体的な方法を学びたかった。


数冊を手にとってパラパラめくっていると、茂木健一郎さんの『脳活用法』という本の次の一文が目に留りました。


「教育とは脳に良質な負荷をかけてあげること」


茂木さんは難解な本を読むべきだという文脈で使われていたと思うのですが、この一文を読んで、「乱視の影響で頭痛を抱えている僕は、もしかしたら脳に良質な負荷を掛けているのかもしれないと考えてみました。


乱視=視力に限らず病気を抱えていたり、身体に障害があると学習を続けるのは大変ですが、もし病気や障害が脳に良質な負荷を与えていて、アカデミックな作法に基づいた思考法やアウトプットは難しいが、脳の動きはとてつもなく活発で、作家や研究者、起業家の方々と同等か、或はそれ以上のアイディアや知能を持っている可能性はあるのだろうか・・・。


たとえ素晴らしい考え持っていても何も言わなければ、確かに何もなかったことになるかもしれない。
しかし、語る手段を持っていなければ、やはり語ることは出来ない・・・。


脳を解析出来れば・・・成る程、だから脳ブームなのか・・・乗り遅れました。