2010-01-01から1年間の記事一覧

ターミナル/スティーブン・スピルバーグ

"エアポケット"で一体何を待つ?

バニラ・スカイ/キャメロン・クロウ・・・2

救護いっーーーーーーーーーん!

バニラスカイ/キャメロン・クロウ

頭蓋骨は30本のピンとマイクロパネルと顎の骨で固定。頬骨には軟骨を移植。・・・「例えば頭蓋内を固定しているアルミニウム製のビンがイオン化して頭蓋内の圧力を高めているとしたら、再手術を」 「それは考えているが君にテストするのはまだ早い」 「テス…

ボンヤリと考えること

丸山 眞男さんは『日本の思想』のあとがきで小林秀雄について次のように述べている。 小林氏は思想の抽象性ということの意味を文学者の立場で理解した数少ない一人であり、私としては実感信仰の一般的類型としてではなく、ある極限形態として小林氏を引用し…

ドレミファ娘の血は騒ぐ

風に差別はない。心にも、身体にも、男にも、女にも、等しく風は吹く。 風の中で、物の輪郭は、ますますくっきりと目に映る。一瞬にして全てが分かる。 全員が、一斉に、われがちに、理解した。

我が青春に悔いなし

私・・・何か・・・この体も、心も・・・何もかも投げだせる、 そういう仕事がしたいんです。

赤ちゃん教育/ハワード・ホークス

やっぱりメガネなしはいいわ

荒野の決闘/ジョン・フォード

劇場か。ショーは永久に不滅だ。わしは牧師じゃないが聖書は何回も読んだ そこに¨踊るな¨とは書いてない だから思う存分踊ろうじゃないか

菊次郎の夏2

「おじちゃんの名前は何て言うの?」「菊次郎だよバカヤロー!帰れ早くっ」

菊次郎の夏

詐欺って・・・お祭りってそういうもんでしょ。

3つ数えろ/ハワード・ホークス

「あなたが探偵じゃなければ面白いのに」「今だって面白いさ」

硫黄島からの手紙

花子、この手紙が届くことはないだろう。 でも、書いてるってだけでホッとするんだ。

ホワイトハンターブラックハート

ハリウッドはまるで娼婦扱いだ

ペイルライダー

神と富 一緒には仕えられない

考えること 4

「考えるってことは抽象的な議論を好むことはまったく別の話で、ものを読むことができた上で、しかも分析=記述による健全なイメージ形成能力があるってことです。」 蓮實重彦(柄谷行人『近代日本の批評 明治・大正編』286頁) 戒めとして。

3

阿呆でもない 河童でもない ボードレールも知らない。 根ざした疲労も克服したい。しかし、 「左の目の視力をためす為に片手に右の目を塞いで見」ている自分がいる。

2

ニーチェの抱えた身体的な疲労の回復。その道筋を描くのが、 生の充溢を図る積極的な意志であると言わざるを得ない自分には、 「然り」と言おう。

1

ニーチェは最も積極的な意志のある思想の持ち主だったと思う。 だが、これまでの自分に「然り」というのは、ニヒリズムに他ならない。 そして、これからも。

マルクスその可能性の中心

ーキリストはどんな人だね? ー迷える人たちを、神のみおしえによってみちびいた人です。 ーだが、マルクスによると、キリストは「富める金持ちによって殺された大工のせがれだった」ということにしかならないのだ。 ーきっとマルクスはキリストをきらいだっ…

書き得る条件

小説を書いていた時期があった。出版社に二回程応募した。しかし、思えば自分が小説を書くなんて愚かな行為だった。何故なら自分には小説を書く諸条件が欠けていた。小説を書き得る一次資料が欠けていた。だから、というわけではないが、一次資料を埋め合わ…

詩について

取るに足らない活字になり得ない文章を、公的な場に載せることが可能になった。ネット上には多くの活字が四方八方に散らばっている。それら玉石混淆という活字圏側の基準によって、取るに足らないと裁定され得る文章の中に、小林秀雄が言った「普通に暮らし…

バカになりたくなるとき

自転車に乗るために鍵をガチャンと開けたとき、スカイライダーのテーマソングが頭に流れた。 その時、先日ブログに書いた柄谷行人さんが外国語をやるとバカになれるという話を思い出しました。 http://d.hatena.ne.jp/joyspring2010/searchdiary?word=%2A%5B…

ETV特集・選「吉本隆明 語る〜沈黙から芸術まで〜」を観て。

敗戦の後、世界を知るにはどうすれば良いのかという勉強を懸命になって5、6年やった、というお話が印象に残りました。 【これが分からなければ生きてる甲斐がないじゃないかっていう思い込みでしたから】 そして吉本さんが世界を知るために選んだのは、アダ…

聖書

なぜ拙い昔の文章を載せたのか、その理由について未だ拙い自分が書こうと思います。 昔書いた文章 その1 「読まないと決めている本」 http://d.hatena.ne.jp/joyspring2010/20100302/1267538328昔書いた文章 その2 「書けない理由」 http://d.hatena.ne.jp/j…

『トランスクリティーク』を読みながら。

僕は外国語を話せない。外国に行ったこともない。国外に出て異なる文化に触れると、考え方が広がり、多様な価値観が身に付く、とよく言われる。〈「熊本より東京な広い。東京より日本は広い。日本より・・・・・・」で一寸(ちょっと)切ったが、三四郎を見…

間もない頃

竹田青嗣さんの『人間的自由の条件』を借りる。今読んでいる柄谷さんの『トランスクリティーク』の批判を行っているということで読むのが楽しみです。 竹田さんの本を読むのは随分久しぶりです。数年前、思想や哲学系の本を読みだして間もない頃『現象学入門…

外国語

柄谷行人さんは、外国語をやるとバカになれると言っていました。 「頭がおかしくなってきたときは語学をやればいいんです。一つの理由として、日々確実に進歩するということがありますね。これは精神衛生的にいい。もう一つの理由は、外国語をやるとバカにな…

昔かいた文章 その2 「書けない理由」

2009年 4月 8日頃に書いた文章。 柄谷行人さんの諸作を読み漁りながら、自分が何故書けないのか、 或いは、書かないのか、考えてみた。もう僕の時代には内面や風景は既に発見されているので、 文学的な心理描写、情景描写という概念に違和感があった。 発見…

昔書いた文章 その1 「読まないと決めている本」

これは2009年7月以前に書いた文章です。 僕には読まないと決めている作品が幾つかあります。その一つが志賀直哉の『暗夜行路』という超格好良いタイトルの本です。 暗夜行路、最近の物語指向の風潮にあって、志賀直哉の作品は格好の批判対象であるような気が…

手話

今週のお題「やってみたい習い事」 やってみたい習い事は「手話」です。 理由は、口頭での話し方がぎこちない自分としては、手話で話した方が、上手く自分の意志を伝えれるかもしれないし、口頭で発音したり、文字に書いたりする言語以外の「言葉」に興味が…