考えること

ボンヤリと考えること

丸山 眞男さんは『日本の思想』のあとがきで小林秀雄について次のように述べている。 小林氏は思想の抽象性ということの意味を文学者の立場で理解した数少ない一人であり、私としては実感信仰の一般的類型としてではなく、ある極限形態として小林氏を引用し…

考えること 4

「考えるってことは抽象的な議論を好むことはまったく別の話で、ものを読むことができた上で、しかも分析=記述による健全なイメージ形成能力があるってことです。」 蓮實重彦(柄谷行人『近代日本の批評 明治・大正編』286頁) 戒めとして。

考えること 3

三省堂神保町本店で行われている、 「仲正昌樹とともに読む<思想書古典>徹底読解講義 ヴァルター・ベンヤミン 「“危機の時代”の思想家を読む」』に参加している。 格差・貧困など経済的な問題や、オタク・アニメ・サ文化、ビジネス・ボランティア・市民活…

考えること 2

特技は何かと聞かれたとき、僕は「考えること」と答えてます。 しかし、研究者や経営者でもないのに「考えること」を活かせる所在は中々ありません。 研究者や経営者でも決して「考えること」が重視されているわけではないはずです。例えば、研究者は毎日沢…

考えること

「考えること」や「学ぶこと」について。のどかで生産的なブログを目指します。